top of page

カマキリを見つけたら、スマートフォンのカメラアプリかデジタルカメラを使って、撮影しましょう。種の同定に自信のある人は、左図のように、とまっているカマキリをそのまま撮影して結構です。同定に自信のない人は、右図のようにカマキリの特徴が判る角度から撮影しましょう(必ずしも手に取らなくても良いです)。オオカマキリとチョウセンカマキリ、スジイリコカマキリとヤサガタコカマキリなどの類似種は、種同定のポイントになる形態が前脚(鎌)や胸の内側に集中しています。そのような部位が目視できるような画像を撮ると良いです。ヒメカマキリとサツマヒメカマキリの場合は、背中側を真上から撮影すると比較的同定し易くなります。各種の同定の参考になる資料は、こちらで閲覧できます。

発見と記録
1. カマキリの撮影

調査のツール

スマートフォンのカメラとツイッターアプリを使って、簡単に調査に参加できます。また、メールによる参加も可能です。手順は以下の通りです。

2. 地図アプリの起動

カマキリの撮影を終えたら、Google Mapなどの地図アプリを起動します。

5. ツイート

カマキリを確認した場所を地図上でロングタップ(指で長押し)し、地点を指定します。すると画面下部に「指定した地点」という欄が表示されるので、そこをタップします。

①撮影地点の住所(○○県○○市まで())

②撮影日(西暦年月日)

③カマキリの種名(不明も可)

④#カマキリ分布調査

これらの情報を記載してツイートして下さい。ツイッターではなくメールで調査に参加する場合は、これらの情報をmantodeajp(at)gmail.comまで直接お送り下さい。

※市より先の詳細な住所および「4.」の項目で取得した地点情報は、ツイートで公開しないで下さい。また、予めスマートフォンのカメラアプリの位置情報サービスを切っておき、画像から位置情報を取得されないようにしておいて下さい。

3. 地点の指定

「指定した地点」のplus codeまたはGPS情報が表示(図中の赤い下線部)されるので、これをコピーしてメモアプリなどに保存します。これで準備は完了です。

4. 地点情報の取得

主宰者が折を見て「#カマキリ分布調査」のタグからツイートを辿り、皆さんのカマキリ情報を収集します。こちらからDMをお送りしてカマキリ確認地点の詳細な情報をお尋ねしますので、DMの返信でplus codeかGPS情報をご教示下さい。その際に調査者の皆さんのお名前もお尋ねしますが、回答は任意です。お名前をお尋ねする理由は、本調査の結果を将来いずれかの媒体で報告する場合に、協力者として謝辞にお名前を記載させていただくためです。特にこれを望まれない場合は、匿名でも結構です。

ある程度の記録が蓄積した時点で、主宰者が各都道府県の各市におけるカマキリ確認情報を地図上にプロットして分布図として公開し、順次更新します。地図上で公開する地点情報は「○○県○○市」までとします。主宰者による分布図の更新を待つ間に、皆さんも「#カマキリ分布調査」のタグからツイートを辿ってみて、各地域でどんなカマキリが確認されているか、あるいは未だ確認されていないかを追跡してお楽しみ下さい。

主宰者が皆さんから詳細な地点情報を収集する理由は、カマキリの生息を記録した地点情報とその地理や環境の関連を解析することで、各種カマキリの分布域を決める要因を推察できることを期待しているためです。一方で、日本に分布するカマキリのなかには、生息地が局所的で乱獲されるべきでない種や、外来性が疑われるために慎重に取り扱うことが望ましい種が含まれます。詳細な地点情報を公開してしまうことは、心無い採集者の来訪と乱獲や、これらの種がオークションサイトなどで安易に取り扱われる事例に繋がりかねません。また、本調査にご協力いただく皆さんの多くが「自分が大切にしている調査地」で調査するという前提で考えれば、その詳細な地点情報が公開されることを望まないであろうと想像しています。これらの理由により我々は、収集した詳細な地点情報を公開しないことにしています。

その後の流れ

bottom of page